歯周病治療

歯周病とは、細菌の感染によって起こる病気で、歯のまわりの歯茎や歯を支える骨などが溶けてしまう病気です。

初期の歯周病は歯茎に若干の赤身や腫れがみられるだけで自覚症状はほとんどありません。でも進行すると膿が出たり歯がグラグラしてきて、最後には歯を抜かなければならなくなる恐ろしい病気です。

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   初期

   

   歯の根元に少し歯垢や歯石がついた状態。自覚症状はほとんどありません。

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   歯肉炎

   

   歯の根元の歯垢や歯石が増え、その周囲の歯茎が赤く腫れてきます。歯を磨くと出血します。

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   中等度歯周病

   

   腫れが酷くなり歯周ポケットが深くなります。出血・口臭・起床時の不快感があります。歯を支える骨が溶けだし、歯がグラグラしてきます。

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   重度歯周病

   

   歯茎は化膿して膿が出ます。口臭もひどくなります。歯を支える骨がさらにとけ、歯はグラグラになります。

1. STEP

   01

   視診・触診

   お口の中を拝見し、症状を確認します。

   

   医師がお口の中を拝見します。歯茎を触って腫れの具合を確認します。また、歯周ポケットの深さを確認し、病状の進行状況を確認します。

   CLOSE
2. STEP

   02

   検査

   症状を確認した上で、必要な検査をおこないます。

   

   治療プランを立てるため、お口の中を詳しく調べる検査をおこないます。検査項目は患者さんごとに異なりますが、おおむね以下に記載する検査です。

   

   唾液検査

   唾液を採取し、細菌の量、歯の溶けやすさを表す酸性度、唾液の緩衝機能の高さなど、6項目の因子を調べます。

   

   レントゲン検査

   病状が進行している場合におこないます。レントゲンを撮影し、歯を支える骨の溶け具合を確認します。

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3. STEP

   03

   診断結果・治療方法説明

   診断結果と治療方法をご説明します。

   

   唾液検査データとレントゲン画像をご覧いただきながら、病状と治療方法を説明します。

   

   わからないことは何でも質問してください

   できる限りかみ砕いて説明するよう心掛けていますが、もしわからないことがあれば仰ってください。治療時の痛みや治療期間など、気になることは遠慮なさらず医師にお尋ねください。

   CLOSE

   治療開始（複数回通院）

4. STEP

   04

   歯周病治療

   治療は主に歯周ポケット内の清掃です。
   複数回の通院が必要です。

   

   歯周病は、歯周ポケット内の歯石・歯垢を除去して殺菌し、自然治癒により徐々に治していきます。完治までに複数回の通院が必要です。

   

   スケーリング

   スケーラーという特殊な器具を使い、歯の表面にこびりついた歯石や歯垢を除去していきます。

   

   ルート
   プレーニング

   歯周ポケット内の歯の根っこにこびりついた歯石・歯垢を取り除いていきます。

   

   残った歯垢の染色

   取り切れなかった歯垢をしっかり除去するため、特殊な薬液を使って歯垢を染色し、歯垢の位置・量を把握します。

   

   歯面清掃・研磨

   回転式のブラシやラバーを使って歯を研磨しながら残った歯垢を落とします。歯を研磨することで歯の表面にあるわずかな段差やざらつきをなくし、歯垢・歯石の付着を予防します。

   

   ホームケア指導

   普段のケアの方法をアドバイスします。歯ブラシ／歯間ブラシの正しい使い方や、磨き残しが多い場所へのアプローチ方法を丁寧にわかりやすく説明します。

   CLOSE

   完治後（定期的に通院）

5. STEP

   05

   定期検診・定期クリーニング

   定期的に経過を観察します

   

   完治後は定期的にご来院いただき、検査とクリーニングを受けていただきます。

   CLOSE

1回（30分程度）3,000円程度

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