年齢別“歯育”診療

歯医者さんデビューのタイミングは、上下の前歯が生えたころ、だいたい生後6ヵ月くらいが目安です。

✓歯磨きっていつしてあげればいいの？
✓一日何回歯磨きしてあげたらいいの？
✓どんな歯ブラシを使えばいいの？
✓どうやって磨くの？

そんな相談をする場だと思ってまずは気軽にご来院ください。もしお子さまの歯が生えそろっているようなら…まずは迷わずご相談にいらしてください。

お子さまに歯が生えてくると、いろんなことが心配になりますよね。

✓子どもが食べながら寝てしまう。そのまま寝させてしまって大丈夫？
✓歯磨きを嫌がるので夜は歯磨きしていません。これっていいのかな？
✓泣くとついつい甘いものを与えてしまう…。

診療では、ご自宅での過ごし方やケアについて現状を伺いながら、ママの悩み・疑問を聞いていきます。

そしてママの悩み・疑問を解消し、ご自宅で正しくケアできるよう一緒に改善していきます。

診療はお子さまのペースに合わせて徐々に、ゆっくり。最初はママに抱っこされて椅子に座る練習からです。次は先生にお口を診てもらう練習です。徐々に歯医者さんになれていきましょう。

上下の歯が生えそろってきて、自分で歯磨きも始めるころです。でもまだ自分で上手に歯磨きすることができません。

この時期は、お子様が楽しく歯磨きを癖にできるよう、そしてママがしっかり仕上げ磨きをしてあげられるようサポートしていきます。

またこの時期は歯並び悪化の原因になる「お口の周りのよくないクセ」にも気を配らなければいけません。お子さまが幼稚園や保育園に通うようになって生活環境が変わると、ストレスから歯ぎしりをするようになったりします。他にも指しゃぶりや口呼吸など、歯並びに悪影響を及ぼすクセがないかを注意深く見守り、クセを改善できるようサポートしていきます。

乳歯から永久歯に生え変わる時期です。ちゃんと永久歯が生えてくるか、生え方に異常がないかをチェックし、問題があれば対処していきます。

またお子さまが仕上げ磨きを卒業できるようサポートもしていきます。定期的に歯の状態をチェックし、ブラッシングの様子も拝見し、お子様が正しい歯磨きを習慣付けられるようサポートしていきます。

ママには引き続き、お子さまの磨き残しに合わせた仕上げ磨きの方法や、お子様への指導方法をアドバイスしていきます。

小学校に通うようになると、生活環境の変化によるストレスから歯ぎしりをはじめることがあります。歯ぎしりによる歯並びのズレを注意深く見守っていきます。

歯並びは虫歯の発生原因のひとつです。歯並びのズレにより磨き残しが増え、そこから虫歯になってしまうのです。

この時期は歯並びのズレも顕著になってくる時期ですので、慎重に経過を観察していきます。そしてお子さまの症状に合わせて様々な歯並び治療をおこなっていきます。

中高生になると生活習慣は大きく変わります。買い食いが増えたり、勉強や部活動で忙しくなって歯磨きをさぼりがちになったりします。この時期は虫歯になりやすい時期であり、思春期性歯肉炎という年齢特有の歯茎の炎症を起こしやすい時期でもあります。

そこでこの時期は、定期的な検査とクリーニングを中心にしながら、生活習慣に合わせたケア指導をおこなっていきます。

特に女の子は美容に関心を持ち始める時期です。お子さまが自身の歯の色や歯並びにコンプレックスを感じていないか気にかけながら、適切な時期にホワイトニングや矯正治療を提供していきます。