歯並びと認知症って関係あるの?
大人の矯正歯科2026/1/13
「歯並びが悪いと認知症になりやすいって本当?」「高齢になった時のことを考えると不安…」こうしたご相談が、近年少しずつ増えてきています。本日は歯並びと認知症の関係性についてご説明します。
このページの監修者
河合歯科 矯正歯科
Contents
歯並びが悪いと、なぜ「噛む力」が落ちやすいのか
1. 噛み合わせが悪いと、噛める歯が限られてくる
歯並びが乱れていると、
- 前歯が噛み合わず、前で食べ物を噛み切れない
- 奥歯同士がしっかり接触せず、すり潰す力が弱い
といった状態になりやすくなります。
その結果、
- 片側だけで噛むクセがつく
- 柔らかいもの中心の食生活になる
- 噛む回数自体が減っていく
といった変化が起こり、「噛む力」そのものが低下していきやすくなります。
2. 歯並びの悪さ → 歯周病・むし歯 → 歯の喪失へ
ガタガタの歯並びや重なった歯は、どうしても磨きにくく、
- プラーク(歯垢)が残りやすい
- 歯肉炎・歯周病になりやすい
- むし歯が進行しやすい
といった状態になりがちです。
歯周病・むし歯が重症化すれば、
歯を抜かざるを得ない状況になることもあり、
結果として「噛める歯」の本数が減ってしまいます。
「噛むこと」と「脳の健康」の関係

「よく噛んで食べましょう」と言われる背景には、
噛むことが脳への刺激になる、という考えがあります。
1. 噛む刺激は、脳の血流アップにつながる
しっかり噛むと、顎の筋肉や関節、歯根膜(歯の根の周りの組織)から
たくさんの刺激が脳へ伝わります。
その刺激によって、脳の血流が増えることが知られており、
記憶や判断に関わる領域の活性にも関係すると考えられています。
2. 噛めないことで起こりやすい変化
噛めない状態が続くと…
- 食事が偏りやすくなる(やわらかい食品中心)
- 栄養バランスが崩れやすくなる
- 会話や食事の楽しみが減り、活動性が低下しやすい
- 人とのコミュニケーションが減り、社会的なつながりが弱くなる
こうした要素は、直接的・間接的に認知機能の低下に結びつきやすい要因とされています。
「歯並び」と「認知症リスク」はどう結びつくの?
歯並び自体が「認知症の原因」になるわけではありませんが、
歯並びの乱れ
→ 噛みにくさ・歯周病・歯の喪失
→ 噛む回数の減少・食事内容の悪化・全身状態の悪化
→ 認知症リスクを高める方向に働きやすい
という“流れ”の中で、歯並びは重要なスタート地点のひとつと言えます。
特に、
- 若い頃から噛みにくい歯並びを放置してきた
- 中年期以降に歯を次々と失っている
- 総入れ歯や部分入れ歯でもうまく噛めていない
といった場合は、将来的なリスクを下げるための見直しポイントになることがあります。
歯列矯正は「認知症予防のためにやるもの」ではないけれど…
歯列矯正の目的は、
- 見た目の改善
- 噛み合わせの改善
- 磨きやすさの向上(むし歯・歯周病の予防)
といったものが中心です。
しかし結果として、
- 歯を長く残しやすいお口の環境をつくる
- 噛みやすい状態をできるだけ長く維持する
ことができれば、**将来の全身の健康・認知機能にとっても“プラスに働きやすい”**と考えられます。
大人になってからでも矯正は意味がある?
「どうせ高齢になったら関係ないのでは?」と考える方もいますが、
40代・50代以降の矯正にも十分意味があります。
- いまからでも噛み合わせを整えておく
- 歯の清掃性を高め、これ以上歯を失わないようにする
- 入れ歯やインプラントが必要になったときも、「土台となる歯並び」が整っている方が有利
といった理由から、
「今後の何十年」を見据えたお口作りという視点で矯正を選ばれる方も増えています。
河合歯科矯正歯科でできること
河合歯科矯正歯科では、
単に歯をまっすぐに並べるだけでなく、
- 噛み合わせ
- 将来の歯の残しやすさ
- 清掃性(磨きやすさ)
まで含めた「長い目で見たお口づくり」を大切にしています。
こんな方は一度ご相談ください
- 将来の健康を考えて、今のうちに歯並びを整えておきたい
- 親や祖父母が歯を早く失っていたので、自分はそうなりたくない
- すでに歯を失ってしまったけれど、残っている歯を大切にしたい
- 自分の歯並びや噛み合わせが、将来にどう影響しそうか知りたい
カウンセリングでは、
現在の歯並び・噛み合わせ・歯ぐきの状態を詳しく確認し、
**「今できること」と「将来のリスク」**について、わかりやすくご説明いたします。
まとめ:歯並びは、将来の自分への“投資”のひとつ

歯並びそのものが認知症の直接の原因になるわけではありませんが、
「よく噛める・歯を守りやすいお口」をつくることは、将来の健康づくりの大事な一歩です。
- よく噛める
- 食事が楽しめる
- 人と笑って話せる
そうした日常が長く続くことは、
心と体の健康を守るうえで、とても大きな意味を持ちます。
「歯並びと将来の健康、少し気になってきたかも…」と感じたら、
ぜひ一度、河合歯科矯正歯科のカウンセリングで、
ご自身のお口の状態を一緒に確認してみませんか?
このページの監修者
河合歯科 矯正歯科
当院はこれまで
1,665件の矯正治療を
手掛けてきました。
これまで積み重ねてきた
経験と知識を基に、
お1人お1人に合った
適切な治療をご提供いたします。
症例写真
カウンセリングとは別の日に検査をお受けいただく場合には、検査費用として別途3,150円を頂戴しております。
リスク:
マウスピース装着による不快感・痛み、歯根吸収等の副作用があります。矯正後に後戻りすることがあります。
近隣で歯列矯正をご検討の方は
ぜひご相談にいらしてください。
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