歯並びの悪さは
「見た目」だけで決まらない

歯並びが悪いかどうかを考えるとき、多くの方は「前歯が出ている」「ガタガタしている」といった見た目を基準にしがちです。しかし、歯科医療の現場では、歯並びの評価は見た目だけで判断されるものではありません。

実際には、噛み合わせのズレ、顎の位置関係、歯が並ぶスペースの不足量、発音や咀嚼への影響など、複数の要素を総合的に見て判断されます。そのため「そこまで気にならない」と思っていても、歯科医師から見ると治療が必要な状態であることも少なくありません。

歯並びのトラブルは
すべて「不正咬合」に分類される

歯並びや噛み合わせに問題がある状態は、医学的には「不正咬合」と呼ばれます。不正咬合には、いわゆる出っ歯や受け口、口元が前に出て見える状態、歯が重なり合って生えるガタガタの歯並び、前歯が噛み合わない状態、すき間が目立つ歯並びなど、さまざまなタイプがあります。

これらは一つだけ起こるとは限らず、複数が同時に見られるケースも多いため、自己判断が難しいのが特徴です。見た目では軽そうに見えても、噛み合わせや顎のズレを伴っている場合は、治療の難易度が高くなることもあります。

軽度の歯並びと判断される状態とは

軽度の歯並びの悪さとは、歯のズレがごくわずかで、日常生活にほとんど支障が出ていない状態を指します。

たとえば以下のようなケースです。

  • 前歯が1〜2ミリ程度前に出ている
  • 歯と歯の間に少しすき間がある
  • 奥歯の噛み合わせがわずかにズレている

この程度であれば、見た目として大きく目立つことは少なく、本人以外は気づかないこともあります。ただし「軽度=放置しても問題ない」というわけではありません。歯並びの乱れは年齢とともに悪化することもあり、将来的なむし歯や歯周病のリスクにつながることがあります。

軽度でも自分で
治すことはできない理由

インターネットやSNSでは「指で押したら歯並びが良くなった」といった話を見かけることがありますが、これは医学的には非常に危険な考え方です。歯を安全に動かすためには、力の大きさ、方向、かける期間をミリ単位でコントロールする必要があります。

自己流で力を加えると、歯の根が短くなったり、歯ぐきや骨にダメージを与えたりする恐れがあります。軽度であっても、歯並びは必ず歯科医師の管理下で治療する必要があります。

軽度の歯並びに選ばれやすい治療法

軽度の歯並びの矯正治療は、歯の移動量が少なく済むため、マウスピース矯正が選択されることが多くなります。歯全体ではなく、一部分だけを整える治療が可能な場合もあり、治療期間や負担を抑えられるケースもあります。

ただし、軽度であっても歯の傾きや噛み合わせの状態によっては、ワイヤー矯正が適していることもあります。見た目だけで治療法を決めるのではなく、精密な検査をもとに判断することが重要です。

重度の歯並びと判断される状態とは

重度の歯並びの悪さとは、誰が見ても歯並びや噛み合わせに明らかな問題がある状態を指します。たとえば、上の前歯が大きく前に突き出ている、下の顎が前に出ている、口元全体が前に突出している、歯が大きく重なり合って生えているなどが代表的です。

たとえば以下のようなケースです。

  • 前歯のズレが4ミリ以上ある場合
  • 顎の位置関係に問題がある場合
  • 発音がしづらい
  • しっかり噛めない

重度の歯並びを放置するリスク

重度の歯並びを放置すると、むし歯や歯周病になりやすいだけでなく、歯の摩耗や破折、顎関節への負担など、さまざまなトラブルにつながる可能性があります。また、噛み合わせの不調和は、頭痛や肩こり、全身のバランスにも影響すると考えられています。

重度の歯並びに選ばれる治療法

重度の歯並びの場合でも、症例によってはマウスピース矯正で対応できることがあります。ただし、歯を大きく、かつ細かくコントロールしながら動かす必要があるため、状況によってはワイヤー矯正を選択するケースも少なくありません。また、歯をきれいに並べるためのスペースを確保する目的で、抜歯を伴う治療計画が立てられることもあります。

まずは無料検査で
軽度か重度か知りましょう

歯並びの軽度・重度は、自己判断で正確に見極めることはできません。
見た目では「軽そう」に感じても、精密検査を行うと治療が必要と判断されるケースもあれば、反対に心配していたほど問題がない場合もあります。

大切なのは、「まだ大丈夫」と決めつけず、専門的な視点で今の状態を正しく知ることです。
当院では、歯並びや噛み合わせを丁寧に確認したうえで、無理のない治療方法をご提案しています。
歯並びが少しでも気になる方は、将来後悔しないためにも、ぜひ一度無料ご相談にお越しください。

このページの監修者

私が監修しました
千葉ニュータウン中央駅前
河合歯科 矯正歯科
院長河合 友輔

当院はこれまで
1,665件の矯正治療を
手掛けてきました。

これまで積み重ねてきた
経験と知識を基に、
お1人お1人に合った
適切な治療をご提供いたします。

症例写真

費用補足:
カウンセリングとは別の日に検査をお受けいただく場合には、検査費用として別途3,150円を頂戴しております。
リスク:
マウスピース装着による不快感・痛み、歯根吸収等の副作用があります。矯正後に後戻りすることがあります。

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