マウスピース矯正の洗浄方法|入れ歯用洗浄液は使える?
大人の矯正歯科2025/11/13
マウスピース矯正は目立たず取り外しもできるため、近年非常に人気のある矯正方法です。しかし、マウスピースを清潔に保つことは、歯並びの改善だけでなく口腔内の健康維持にも欠かせません。 「入れ歯用洗浄液でもマウスピースを洗えるの?」と迷う方も多いでしょう。ここでは、マウスピースの素材や入れ歯用洗浄液の特徴、正しい洗浄方法、注意点をわかりやすく解説します。
このページの監修者
河合歯科 矯正歯科
Contents
マウスピースの素材と洗浄のポイント

マウスピース矯正で使用するアライナーは、主に柔らかいポリウレタン樹脂でできています。そのため、次の点に注意が必要です。
- 高温や強い薬剤で変形する
- 研磨剤で傷がつきやすく、曇りやすい
- 長時間放置すると雑菌が増殖しやすい
一方、入れ歯は硬いアクリル樹脂や金属で作られることが多く、入れ歯用洗浄液はそれらの素材に合わせて作られています。この素材の違いが、洗浄液の使用可否に影響します。
入れ歯用洗浄液は使える?

短時間であれば、入れ歯用洗浄液を使うことも可能です。
しかし、いくつか注意点があります。
- 総入れ歯用より部分入れ歯用の洗浄液を選ぶ
- 洗浄成分が強すぎるもの、研磨剤入りや漂白成分が強すぎるものは避ける
- 長時間の浸け置きや高濃度での使用は、マウスピースの変形や白濁の原因になる
なぜ注意が必要か?
入れ歯用洗浄液にはアルカリ性や酸性成分が含まれており、柔らかいマウスピースの樹脂を劣化させる可能性があります。入れ歯は硬く耐久性があるため長時間浸け置きしても問題ない場合がありますが、マウスピースは柔らかいため浸けすぎは避ける必要があります。
短時間の浸け置き(5〜10分程度)であれば、汚れや臭いを落とす効果は十分に得られます。
安全にマウスピースを洗浄する方法

ぬるま湯ですすぐ
汚れや唾液を軽く洗い流すだけでも雑菌の繁殖を抑えられます。
マウスピース専用洗浄液や中性洗剤で短時間浸け置き
専用洗浄液は樹脂に優しく、曇りや変形のリスクを減らせます。
柔らかい歯ブラシで優しくこすり、再度水ですすぐ
食べかすや歯垢をしっかり除去できます。
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マウスピース矯正中の洗浄は、矯正効果と口腔内の健康を両立させるために欠かせません。入れ歯用洗浄液は短時間なら使用可能ですが、素材や成分、浸け置き時間には注意が必要です。
当院でも、マウスピース矯正中の洗浄方法やケア方法を丁寧にご案内していますので、お気軽にご相談ください。
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河合歯科 矯正歯科
当院はこれまで
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