マウスピース矯正中に歯茎が痛い?痛みの原因と対処法・受診の目安について
大人の矯正歯科2025/11/10
このページの監修者
河合歯科 矯正歯科
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「歯茎が痛い…これって普通?」

マウスピース矯正は、従来のワイヤー矯正に比べて痛みが少ないのが特長のひとつですが、それでも矯正中に歯茎の痛みを感じることがあります。
「虫歯?」「マウスピースが合ってない?」と不安になる方も多いですが、原因はひとつではありません。正しい対処を知っておくことで、快適に矯正を続けることができます。
考えられる痛みの原因とは?
① マウスピースが歯茎に当たっている
マウスピースの縁(フチ)が歯茎に干渉してしまい、物理的に擦れて痛むケースが多くあります。特に新しいマウスピースに交換した直後は、微妙なズレや刺激が痛みを引き起こすことがあります。
【対処法】
痛みが続く場合は、マウスピースの縁を調整することで解消できる場合があります。クリニックに相談することで研磨処置を受けられる場合が多いです。
② 歯が動くことによる歯周組織の反応
マウスピース矯正では、歯に少しずつ力をかけて動かすため、歯根やその周囲の組織(歯根膜や歯茎)に一時的な炎症や違和感が出ることがあります。特に動かし始めや、マウスピースを新しい段階に変えた直後は、軽い痛みや歯茎の腫れを感じることがあります。
【対処法】
これは矯正中の一時的な生理反応であることが多く、数日で自然に落ち着くことがほとんどです。痛みが強い場合は市販の痛み止めで対応できますが、長引く場合はご連絡ください。
③ 歯周病や虫歯がある
歯茎の痛みが「ズキズキする」「出血がある」「腫れている」といった場合は、矯正とは別の原因(歯周病や虫歯)の可能性もあります。矯正中は歯ブラシが当たりづらくなる部位があるため、歯周病リスクが上がることも知られています。
【対処法】
自己判断せず、必ず歯科医師の診察を受けるようにしましょう。当院では矯正中のクリーニングや定期検診もあわせて実施しておりす。
歯茎の痛みを予防するためにできること

- ✅ 正しいブラッシングを継続する(マウスピース装着時は特に)
- ✅ 歯茎の状態をこまめに観察し、異常を感じたら早めに相談
- ✅ 定期的に歯科でチェックを受ける
- ✅ 無理な装着(途中のステージを飛ばすなど)をしない
不安なときはすぐにご相談を
マウスピース矯正は、自分で取り外せる分、自己管理の負担もある治療法です。だからこそ、違和感や痛みが強い場合は、我慢せずに歯科医院へご相談ください。
河合歯科矯正歯科では、マウスピース矯正中のトラブルにも迅速に対応しております。「このまま続けても大丈夫?」と不安なときも、どうぞお気軽にお声がけください。
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河合歯科 矯正歯科
当院はこれまで
1,665件の矯正治療を
手掛けてきました。
これまで積み重ねてきた
経験と知識を基に、
お1人お1人に合った
適切な治療をご提供いたします。
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カウンセリングとは別の日に検査をお受けいただく場合には、検査費用として別途3,150円を頂戴しております。
リスク:
マウスピース装着による不快感・痛み、歯根吸収等の副作用があります。矯正後に後戻りすることがあります。
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