MFT(口腔筋機能療法)とは?メリット・デメリットをわかりやすく解説

子どもの矯正歯科2025/10/1

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このページの監修者

私が監修しました
千葉ニュータウン中央駅前
河合歯科 矯正歯科
院長河合 友輔

MFT(口腔筋機能療法)とは?

MFTは「Myo-functional Therapy」の略で、口のまわりの筋肉(舌、唇、頬など)を正しく使えるようにする訓練法です。
例えば以下のような機能改善を目的としています。

  • 舌の位置を正しい場所(上あご)に置く
  • 唇をしっかり閉じる力をつける
  • 嚥下(飲み込み)のクセを改善する
  • 鼻呼吸を習慣づける

これらの機能が乱れていると、歯列矯正をしても後戻りが起きやすかったり、口呼吸による健康リスクが高まったりします。

MFTが必要になるケース

  • 舌を前に突き出すような飲み込み方をしている
  • 口がポカンと開いている時間が長い
  • 指しゃぶりや爪噛みなどのクセがある
  • 矯正治療をしても歯並びが安定しにくい

こうした「悪習癖」を改善しないまま歯を動かすと、歯並びは再び崩れてしまうことがあります。

MFTのメリット

歯並びが安定しやすくなる

矯正治療後の後戻りを予防できます。

口呼吸から鼻呼吸へ改善できる

虫歯や歯周病、口臭の予防にもつながります。

発音や飲み込みの改善

サ行・タ行の発音が明瞭になったり、飲み込みがスムーズになります。

顔の成長バランスが整う

特に子どもでは、顎の成長に良い影響を与える可能性があります。

MFTのデメリット・注意点

すぐに効果が出るわけではない

毎日のトレーニングが必要で、数か月~数年かかる場合もあります。

自己流では難しい

正しい筋肉の動きを身につけるには、専門家の指導が不可欠です。

継続が大変

子どもは飽きやすく、保護者のサポートが必要です。

小児矯正の無料相談実施中!

MFTは、装置のように目に見える治療ではありませんが、「歯並びを根本から安定させるための土台づくり」 です。当院では矯正治療だけでなく、MFTの必要性も検査・診断の中でしっかり確認しています。
「うちの子はMFTが必要?」「自分の歯並びに影響ある?」と気になる方は、ぜひご相談ください。

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私が監修しました
千葉ニュータウン中央駅前
河合歯科 矯正歯科
院長河合 友輔

当院はこれまで
1,665件の矯正治療を
手掛けてきました。

これまで積み重ねてきた
経験と知識を基に、
お1人お1人に合った
適切な治療をご提供いたします。

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費用補足:
カウンセリングとは別の日に検査をお受けいただく場合には、検査費用として別途3,150円を頂戴しております。
リスク:
マウスピース装着による不快感・痛み、歯根吸収等の副作用があります。矯正後に後戻りすることがあります。

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