
マウスピース矯正とワイヤー矯正の痛みの違いを徹底解説|仕組みから知る痛みの正体
大人の矯正歯科2025/9/24
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このページの監修者

河合歯科 矯正歯科
Contents
なぜ矯正で痛みが出るのか?

歯は骨に直接埋まっているわけではなく、「歯根膜」という薄いクッション状の組織に支えられています。矯正装置で歯に力を加えると、歯根膜の一方は圧迫され、もう一方は引っ張られます。その刺激によって骨が吸収と形成を繰り返し、歯が少しずつ移動します。
このとき歯根膜にある神経が刺激されるため、「痛み」や「違和感」として感じるのです。つまり、矯正の痛みは歯が動いている証拠ともいえます。
マウスピース矯正の場合

どんな痛み?どんな違和感?
マウスピース矯正は、1〜2週間ごとに新しいマウスピースに交換します。装着直後は歯が圧迫されるような痛みや締め付け感を覚えることがありますが、通常は2〜3日で和らぎます。その後は違和感が気にならない程度になる方がほとんどです。
痛み・違和感の原因
マウスピースは、段階的に歯を動かすよう設計されています。弱い力を持続的に加えるため、痛みは比較的マイルドです。歯根膜への刺激が小さい分、急激な痛みが出にくいのが特徴です。
ワイヤー矯正の場合

どんな痛み?どんな違和感?
ワイヤー矯正は、ブラケットとワイヤーを使って歯を動かします。ワイヤーを調整した直後は強く締め付けられるような痛みや、噛んだときに歯が浮いたような感覚を覚える方が多いです。ピークは2〜3日ほどで、その後は徐々に慣れていきます。固いものを噛むと痛みが強まりやすいため、この時期はやわらかい食事がおすすめです。
痛み・違和感の原因
ワイヤー矯正は持続的に力がかかる仕組みで、歯を効率的に動かすことができます。ただし、調整直後は一時的に歯根膜への負担が大きくなるため、強い痛みを感じやすいのです。
痛みが強いときの対処法

矯正中の痛みは時間の経過とともに和らぐことがほとんどですが、どうしてもつらい場合は、市販の痛み止め(イブプロフェンやアセトアミノフェンなど)を服用するのも有効です。これらの薬は一時的に歯根膜の炎症による痛みを和らげてくれるため、食事や日常生活が快適になります。
ただし、体質や持病によって服用できない薬もあるため、不安な方は歯科医師や薬剤師に相談すると安心です。
痛みの不安は専門医に相談を

矯正治療に「全く痛みがない」ということはありませんが、装置によって痛みの性質や強さは異なります。大切なのは、ご自身の歯並びや生活習慣に合わせて無理なく続けられる方法を選ぶことです。
当院では、マウスピース矯正・ワイヤー矯正のどちらにも対応し、それぞれの特徴を丁寧にご説明いたします。「できるだけ痛みを少なく矯正したい」「どちらが自分に合っているのか知りたい」という方は、ぜひ一度、当院の無料矯正相談にお越しください。
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当院はこれまで
1,665件の矯正治療を
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経験と知識を基に、
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カウンセリングとは別の日に検査をお受けいただく場合には、検査費用として別途3,150円を頂戴しております。
リスク:
マウスピース装着による不快感・痛み、歯根吸収等の副作用があります。矯正後に後戻りすることがあります。
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