歯並びが悪いと虫歯や歯周病になりやすいって本当?日本のデータで解説

歯科全般2025/8/18

「歯並びが悪いと虫歯や歯周病になりやすい」と聞いたことはありませんか?実はこれは単なるイメージではなく、日本国内の調査でも裏付けられている事実です。今回は、歯並びと虫歯・歯周病の関係を、日本のデータをもとにわかりやすく解説します。

このページの監修者

私が監修しました
千葉ニュータウン中央駅前
河合歯科 矯正歯科
院長河合 友輔

歯並びと虫歯の関係

歯並びが悪いと虫歯になりやすい理由

歯並びが悪いと、歯ブラシが届きにくい部分が増え、プラーク(歯垢)が残りやすくなります。プラークは酸を作り出して歯を溶かすため、虫歯のリスクが高まります。

日本国内のデータ

日本の調査によると、12歳児の全国平均虫歯本数は0.99本です。しかし、歯並びが悪い子どもは、歯並びが良い子どもに比べて虫歯の経験が多い傾向があり、歯並びが悪い子どもでは1.5本以上になることも報告されています。

また、地域差も見られ、沖縄では12歳児の虫歯本数が2.2本、新潟では0.5本と大きく異なります。この差には、食生活や歯磨き習慣の違いが関わっています。沖縄では甘いお菓子やジュースの摂取が多く、酸が作られやすいため虫歯リスクが高くなります。一方、新潟では甘い食品の摂取が比較的少なく、歯磨き習慣も定着していることから、虫歯が少ないと考えられています。

歯並びと歯周病の関係

歯並びが悪いと歯周病になりやすい理由

歯並びが悪いと、歯と歯の間や歯肉の境目に汚れがたまりやすくなります。その結果、歯肉に炎症が起きやすく、進行すると歯を支える骨(歯槽骨)が破壊されることもあります。

日本国内のデータ

日本では、歯周病は非常に多く見られます。厚生労働省の「歯科疾患実態調査(2016年)」によると、15歳以上の約48%が歯周病を抱えており、35〜44歳では3人に1人が中等度以上の歯周病にかかっています。

さらに、東京歯科大学の調査では、歯列不正がある人は歯周ポケットが深く、汚れがたまりやすくなるため、歯周病が進行しやすいことも確認されています。つまり、歯並びの悪さは、もともと歯周病が多い日本において、さらにリスクを高める要因のひとつといえます。

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日本のデータからも、歯並びが悪いことは虫歯や歯周病のリスクを高めることが明らかです。見た目を整えるだけでなく、歯並びを改善することは、将来の口腔トラブルを防ぐ大切な一歩です。

当院では無料の矯正相談を行っています。歯の見た目が気になる方はもちろん、「自分の歯並びが将来の虫歯や歯周病のリスクになっていないか知りたい」「将来も健康な歯を守りたい」という方も、どうぞお気軽にご相談ください。

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千葉ニュータウン中央駅前
河合歯科 矯正歯科
院長河合 友輔

当院はこれまで
1,665件の矯正治療を
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これまで積み重ねてきた
経験と知識を基に、
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