
「なんでこんなに痛いの…?」ワイヤー矯正中の口内炎、原因とラクになる対策とは?
大人の矯正歯科2025/6/16
このページの監修者

河合歯科 矯正歯科
Contents
ワイヤー矯正中の口内炎は
誰にでも起こりうる通過点

ワイヤー矯正を始めると、「口の中が痛い」「口内炎がつらい」と感じることがあり、食事や会話がストレスになるケースも少なくありません。せっかくきれいな歯並びを目指しているのに、痛みで日常生活がつらくなるのは避けたいところです。
でもご安心ください。こうした口内炎は、ワイヤー矯正を経験する多くの方が一度は通る“通過点”のようなものです。原因と対策を知っておけば、痛みや不快感をぐっと軽減することができます。
ワイヤー矯正をすると、
なぜ口内炎ができやすくなるの?
装置が粘膜に当たるから
ブラケット(歯につける小さな金具)やワイヤーの端が、頬の内側や唇にこすれて傷ができやすくなります。その小さな傷が口内炎につながることがあります。
口の中が乾燥しやすくなるから
装置が入ることで自然と口が開きやすくなったり、口呼吸になったりする方もいます。口の中が乾燥すると、細菌が繁殖しやすくなり、炎症が起こりやすくなります。
ビタミン不足になりやすいから
矯正中は違和感や痛みでストレスを感じやすく、食事も偏りがちになります。その結果、ビタミン不足により口内炎ができやすくなることがあります。
口内炎になるリスクを
抑える方法

矯正用のワックスを活用する
矯正用ワックスは、ブラケットやワイヤーに貼り付けることで、粘膜への刺激をやわらげることができます。取り扱いのある歯科医院も多いため、一度担当医にご相談ください。
こまめなうがいで清潔に保つ
刺激の少ないうがい薬や水で、食後や就寝前に口をゆすぐことで、細菌の繁殖を防ぎ、治りを早める効果が期待できます。
ビタミンB群を意識して摂る
野菜や魚、卵などをしっかり摂取して、体の内側から回復をサポートしましょう。市販のビタミン剤も有効です。
必要に応じて薬を使う
市販の口内炎用の塗り薬やパッチを使うことで、痛みをやわらげたり治りを早めたりすることができます。
それでも治らないときは?
「1週間以上治らない」、「繰り返し同じ場所にできる」、「痛みが強すぎる」といった場合は、歯科医院に相談しましょう。ワイヤーの調整や粘膜の状態をチェックし、必要に応じて対応してもらえます。
マウスピース矯正という
選択肢もあります

「矯正はしたいけど、口内炎の痛みは避けたい」とお考えの方には、マウスピース矯正という選択肢もおすすめです。金属の装置が口の中に当たらないため、粘膜が傷つきにくく、口内炎のリスクを大幅に減らすことができます。
当院では、患者様一人ひとりの状態やライフスタイルに合わせて、最適な矯正方法をご提案しています。ワイヤー矯正とマウスピース矯正の違いや、それぞれのメリット・デメリットについても丁寧にご説明いたしますので、お困りの際は、いつでもお気軽にご相談ください。
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当院はこれまで
1,665件の矯正治療を
手掛けてきました。
これまで積み重ねてきた
経験と知識を基に、
お1人お1人に合った
適切な治療をご提供いたします。
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カウンセリングとは別の日に検査をお受けいただく場合には、検査費用として別途3,150円を頂戴しております。
リスク:
マウスピース装着による不快感・痛み、歯根吸収等の副作用があります。矯正後に後戻りすることがあります。
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