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〜口から始まる“消化のしくみ”〜
「胃の調子が悪い」「お腹が張りやすい」そんなお悩みが、じつはお口の中の歯並びと関係しているかもしれないことをご存じですか?
歯並びや噛み合わせの問題があると、食事の際の「咀嚼(そしゃく=噛むこと)」が不十分になり、消化機能に大きな負担をかけてしまうことがあります。
噛むこと=消化の第一歩
私たちの消化は、口の中から始まっています。
食べ物を噛むことは、
- 食べ物が細かく砕かれる
- 唾液としっかり混ざり合うことで消化酵素(アミラーゼ)が働きやすくなる
- 胃や腸での分解・吸収がスムーズになる
といった消化の第一歩目です。
歯並びが悪いと咀嚼効率が下がる
しかし、歯並びが乱れていると…
- 前歯でうまく噛み切れない(開咬・過蓋咬合)
- 奥歯でしっかり噛みつぶせない(叢生・交叉咬合)
- 片側だけで噛むクセがつく(顎への負担・咀嚼不足)
といった問題が起きやすくなり、飲み込み時に大きなかたまりのまま食べ物を送ってしまう傾向があります。
結果として起こりやすい消化の不調

- 胃もたれ・消化不良
- 腹部の張り・ガスが溜まりやすい
- 便秘や下痢などの排便トラブル
噛む回数が少ないと唾液分泌も減り、消化酵素の働きが不十分になるため、胃腸に過度な負担がかかることになるのです。
消化不良がもたらす健康へのさらなる悪影響
1. 栄養吸収の低下 → 栄養不足に
噛まずに飲み込んだ食べ物は、消化酵素との接触が少なくなるため、
タンパク質・ビタミン・ミネラルなどの栄養素が十分に分解・吸収されません。
▼ その結果…
- 疲れやすくなる・だるさが取れない(鉄・ビタミンB群不足)
- 筋力の低下(タンパク質不足)
- 皮膚・髪・爪のトラブル(ビタミン・亜鉛不足)
- 免疫力の低下・風邪をひきやすい(栄養不均衡)
2. 胃腸に過剰な負担 → 慢性の胃腸不調に
大きなまま飲み込んだ食べ物は胃での消化に時間がかかり、
胃の負担が増して慢性的な胃もたれや膨満感の原因になります。
▼ 胃腸の疲れが蓄積すると…
- 慢性胃炎・逆流性食道炎
- 過敏性腸症候群など、腸の不調が慢性化することも。
3. 腸内環境の悪化 → 便秘・下痢・肌荒れに
未消化の食べ物が腸内にとどまると、悪玉菌が増えやすくなり腸内バランスが乱れます。
▼ その結果…
- 便秘・下痢の繰り返し
- ガスの増加・お腹の張り
- 口臭や肌荒れ、吹き出物などの「お口・肌トラブル」へもつながります。
4. 心身の不調へ波及することも
栄養不足や腸内環境の悪化は、精神的な落ち込みや不眠など“自律神経の乱れ”にも関係することが知られています。「なんだかイライラする」「眠れない」「集中力が続かない」胃腸の調子の乱れが引き金になっているケースも。
歯並びを整えることによる
胃腸に関するメリット
矯正治療で噛み合わせが整うと…
- 食べ物をしっかり細かく噛めるようになる
- 唾液の分泌が促され、消化がスムーズになる
- 胃や腸の負担が軽減し、体調全体が整いやすくなる
といった効果を得られる可能性があります。(あくまで副次的効果であり、個人差があります)実際に、歯列矯正を行ったことで「胃の不調が減った」「お腹の調子が良くなった」と感じる方も少なくありません。
歯列矯正で
全身の健康を目指しませんか?

矯正治療は単なる見た目の改善にとどまらず、心理的なストレスの軽減、身体の不調の予防・改善、そして自信回復への第一歩でもあります。歯並びを整えることで「笑顔が自然になった」「よく眠れるようになった」「人と話すのが楽しくなった」など、生活全体にポジティブな変化が起こる方も多くいらっしゃいます。
「なんとなく毎日がしんどい」「疲れやすい」「自己肯定感が低い」その悩み、もしかしたら“歯並び”が関係しているかもしれません。美しい歯並びを手に入れ、少しでも心と体を軽くするために、矯正治療を始めてみませんか?
このページの監修者

河合歯科 矯正歯科





当院はこれまで
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経験と知識を基に、
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