治療を止めないための正しい対処法

マウスピース矯正をしていると、「ケースに入れずにポケットに入れていたら…」「噛みしめた瞬間にパキッと音が…」など、ひび割れや破損が起きることがあります。

でも、慌てなくて大丈夫。
ひびの状態によって、治療を続けられるケースも多いんです。
ここでは、ひび割れたときの正しい判断と対処法をお伝えします。

マウスピースのひび割れには
2種類ある

軽度のひび(ヘアラインクラック)

  • 表面に細かい線が入っているだけ
  • 装着しても問題なくフィットする

これらの場合は、そのまま装着を継続できることが多いです。ただし、無理に噛んだり装着時間を短くしたりしないよう注意しましょう。

重度のひび(完全に割れている/装着できない)

  • 真っ二つに割れてしまった
  • 変形して装着できない/痛みがある

これらの場合は、使用を中止し、すぐにクリニックへ連絡してください。

応急処置としてできること

1つ前のマウスピースが手元にある場合

1つ前のマウスピースを装着しておくことで歯の後戻りを防げます。

次のステップのマウスピースを持っている場合

自己判断で進めず、必ず医師の指示を仰いでから装着しましょう。

ひび割れの原因に
なりやすい行動とは?

  • 手で無理に広げて装着しようとする
  • 固い食べ物を噛んだ状態で装着していた
  • ケースに入れず、ポケットや鞄の中に入れていた
  • 清掃時に熱湯やアルコールを使ってしまった

これらの行動はマウスピースのひび割れ・破損につながるので注意が必要です。

ひび割れを防ぐ4つの習慣

  • 両手で優しく着脱する
  • 食事・歯磨きのときは必ず外す
  • 持ち運ぶときは必ず専用ケースに入れる
  • 熱湯・アルコールは使用しない(変形の原因になります)

ひび割れたらクリニックに相談を!

マウスピースがひび割れたら、「ひびの程度」「装着の可否」「次のマウスピースの有無」をもとに対応が変わります。無理に装着を続けると、歯に負担がかかったり、矯正計画にズレが生じることもあるため、少しでも違和感を感じたら、すぐにクリニックへご相談ください。

このページの監修者

私が監修しました
千葉ニュータウン中央駅前
河合歯科 矯正歯科
院長河合 友輔

当院はこれまで
1,665件の矯正治療を
手掛けてきました。

これまで積み重ねてきた
経験と知識を基に、
お1人お1人に合った
適切な治療をご提供いたします。

症例写真

費用補足:
カウンセリングとは別の日に検査をお受けいただく場合には、検査費用として別途3,150円を頂戴しております。
リスク:
マウスピース装着による不快感・痛み、歯根吸収等の副作用があります。矯正後に後戻りすることがあります。

近隣で歯列矯正をご検討の方は
ぜひご相談にいらしてください。

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