矯正中でも吹奏楽部は続けられる?楽器別の影響・痛み・練習の工夫まで徹底解説

大人の矯正歯科2026/1/22

「吹奏楽部に入っているけれど、歯列矯正を始めたら楽器が吹けなくなるのでは?」 「金管楽器は歯に力がかかると聞いたけれど、矯正しても本当に大丈夫?」 こうしたご相談は、吹奏楽部に所属している学生さんご本人はもちろん、保護者の方からも歯科医院で非常によくいただきます。 この記事では、「矯正×吹奏楽部」という少しマニアックなテーマについて、専門用語はかみ砕きながら、できるだけ分かりやすく解説していきます。

このページの監修者

私が監修しました
千葉ニュータウン中央駅前
河合歯科 矯正歯科
院長河合 友輔

吹奏楽と歯並びは
なぜ関係が深いのか?

吹奏楽では、歯・唇・口周りの筋肉(口輪筋)を使って音を出します。
特に重要なのが「アンブシュア」と呼ばれる、口の形・力のバランスです。

歯並びや噛み合わせは、以下の3つに直接影響します。
・唇の当たり方
・息の通り道
・マウスピースの安定

そのため、矯正治療によって「歯が動く=口の中の感覚が変わる」ことで、一時的に吹きづらさを感じることがあります。

楽器別|矯正中に影響が
出やすい・出にくい楽器

金管楽器(トランペット・トロンボーン・ホルンなど)

影響:やや出やすい

金管楽器は以下の特徴があります。
・マウスピースを唇に強く当てる
・歯を支点にして音程をコントロールする

そのため、矯正中は以下のように感じる方が比較的多いです。
・ワイヤー矯正で口内炎ができやすい
・歯が動いた直後にアンブシュアが安定しない

ただし、こうした違和感は数日〜1週間程度で慣れるケースがほとんどです。

木管楽器(クラリネット・サックス・フルートなど)

影響:比較的少ない

木管楽器は以下の特徴があります。
・前歯にかかる直接的な圧が少ない
・マウスピースが比較的小さい
そのため、矯正中でも大きな支障が出にくい傾向があります。

特にフルートは、歯並びよりも唇の位置や息の角度が重要なため、矯正の影響が最小限で済むことが多い楽器です。

矯正装置別|吹奏楽部との相性

ワイヤー矯正(表側)

吹奏楽部との相性においては、以下のデメリットがあるため、当院では推奨しておりません。

・唇の内側に装置が当たる
・口内炎ができやすい
・調整後に痛みが出やすい

裏側矯正(舌側矯正)

吹奏楽部との相性においては、以下のデメリットがあるため、当院では推奨しておりません。

・舌の動きを妨げやすい
・発音、息のコントロールに影響が出やすい

マウスピース型矯正

吹奏楽部の学生さんに最もおすすめなのは、このマウスピース矯正です。
吹奏楽部との相性においては、以下のメリットがあります。

・演奏時に外せる
・口内炎ができにくい
・見た目のストレスが少ない

ただし、練習時間が長く装着時間が不足すると、治療が計画通りに進まなくなる可能性もあるため、自己管理が重要になります。

矯正中に「吹けなくなった」と
感じることはある?

矯正中に「以前より吹きづらい」「音が安定しない」と感じる方もいます。
しかし、多くの場合、その原因は以下のいずれかです。

・歯が動いた直後で感覚が変わっている
・噛み合わせが一時的に不安定
・痛みを無意識に避けて力が入らない

これは矯正の失敗ではなく、歯が順調に動いている証拠でもあります。
時間の経過とともに、少しずつ順応していくケースがほとんどです。

吹奏楽部だからこそ
矯正をするメリットもある

実は、矯正治療によって以下のように感じる方も少なくありません。
・息がまっすぐ出しやすくなる
・マウスピースが安定する
・音程が安定する

特に、「前歯のガタつき」「噛み合わせのズレ」がある場合、矯正後に演奏が楽になるケースもあります。

吹奏楽を理由に矯正を
諦める必要はありません

矯正治療と吹奏楽部は、工夫と理解があれば十分に両立できます。

そのために最も大切なのが、「吹奏楽をしていることを必ず歯科医師に伝える」ことです。
医師が把握していれば「大会前は調整を弱める」「大事な時期は痛みが出にくい計画にする」など、演奏に配慮した治療計画を立てることが可能になります。

吹奏楽も歯並びも、どちらも将来につながる大切なものです。
不安なことがあれば、まずはお気軽に無料相談でご相談ください。

このページの監修者

私が監修しました
千葉ニュータウン中央駅前
河合歯科 矯正歯科
院長河合 友輔

当院はこれまで
1,665件の矯正治療を
手掛けてきました。

これまで積み重ねてきた
経験と知識を基に、
お1人お1人に合った
適切な治療をご提供いたします。

症例写真

費用補足:
カウンセリングとは別の日に検査をお受けいただく場合には、検査費用として別途3,150円を頂戴しております。
リスク:
マウスピース装着による不快感・痛み、歯根吸収等の副作用があります。矯正後に後戻りすることがあります。

近隣で歯列矯正をご検討の方は
ぜひご相談にいらしてください。

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