歯並びで肌荒れは起こる?結論からいうと
大人の矯正歯科2026/1/26
「矯正を始めてからニキビが増えた気がする」「口元・あご周りの肌荒れがひどくなった…」歯列矯正と肌のトラブルに関するお悩みは、実は珍しくありません。本日は矯正と肌ドラブルの関係についてご説明します。
このページの監修者
河合歯科 矯正歯科
Contents
矯正で「肌荒れしやすくなった」と感じる主な理由

1. 痛み・ストレス・睡眠の乱れ
矯正を始めたばかりの頃は、
- 歯が動くときの違和感や痛み
- 食事のしづらさ
- 見た目の変化への不安
などから、知らず知らずのうちにストレスや睡眠の質が落ちていることがあります。
ストレスや睡眠不足は、
- ホルモンバランスの乱れ
- 自律神経の乱れ
- 皮脂の増加やターンオーバーの乱れ
を通じて、ニキビ・乾燥・赤み・かゆみなどの肌トラブルを起こしやすい状態をつくります。「矯正したから肌荒れする」のではなく、「矯正によるストレス・生活の変化が肌に影響している」というイメージに近いです。
2. 食生活の変化による影響
矯正を始めると、
- やわらかいもの・炭水化物中心の食事に偏りやすい
- 噛みにくさから、早食い・丸飲みになりがち
- お菓子やアイスなど“食べやすい甘いもの”が増える
といった変化が起こることがあります。
これにより、
- 血糖値が乱高下しやすくなる
- 脂質・糖質の過多で皮脂バランスが崩れる
- ビタミン・ミネラルが不足しがち
となり、ニキビや吹き出物、肌のくすみといったトラブルにつながりやすくなります。
3. 口呼吸・お口まわりの乾燥
矯正前から口呼吸の傾向がある方はもちろん、
矯正装置が入ったことで一時的に口を閉じにくくなる方もいます。
口呼吸が増えると、
- 口周り・あごの皮膚が乾燥しやすい
- 唇〜鼻の下のカサつき・赤み
- マスクの中が乾燥とムレを繰り返す
などが起きやすく、口元の肌荒れ・粉吹き・赤ニキビの原因になります。
4. マスク生活+擦れ・ムレ
矯正中は、
- 装置を見せたくなくてマスク時間が長くなる
- 口元を隠せる安心感から、ついマスクをつけっぱなしにする
という方も多いです。
しかし、マスクの中は、
- 呼気で湿度が高くなる→菌が繁殖しやすい
- 生地の擦れで皮膚のバリア機能が低下
- 取り外すたびに「乾燥⇔ムレ」を繰り返す
という環境になりがちで、ほほ〜あご周りのニキビ・小さなブツブツが増えやすくなります。
5. ホルモンバランスやライフイベントとのタイミング
矯正は10代後半〜20〜30代のスタートが多く、
- 思春期〜成長期
- 就職・転職・結婚・出産などのライフイベント
と重なることも多い治療です。
この時期はもともとホルモンバランスが揺らぎやすく、肌が不安定になりやすい時期でもあります。
「矯正を始めた時期」と「肌が揺らぎやすい時期」が重なっているために、矯正=肌荒れの原因
と感じやすくなっているケースも少なくありません。
マウスピース矯正とワイヤー矯正で起こりやすい「間接的な要因」

マウスピース矯正の場合
- 1日20時間以上装着 → こまめなおやつ・飲料が減る人もいれば、
逆に「ダラダラ食べ」+「外しっぱなし」が増える人も - 外した状態でダラダラ飲食すると、血糖値・皮脂のバランスも乱れやすい
- 「外すのが面倒で水分・栄養が不足」→肌の乾燥・くすみにつながることも
ワイヤー矯正の場合
- 歯磨きや食事のストレスが大きくなりやすい
- 固いものを避け、やわらかい・甘いものに偏りがち
- 痛みで睡眠が浅くなることがある
いずれの場合も、直接肌に触れているから荒れる、というよりは、生活全体のバランスが崩れることによる影響が大きいと考えられます。
自分でできる「矯正中の肌荒れ対策」
1. まずは「生活リズム」を整える
- 睡眠時間を確保する(できれば6〜7時間以上)
- 寝る前のスマホ時間を短くする
- 寝る直前の暴飲暴食を避ける
小さなことですが、肌と歯の両方に効いてくる基本のケアです。
2. 食事は「やわらかさ+栄養バランス」を意識
矯正中で噛みにくい時期こそ、
- たんぱく質(肉・魚・卵・豆腐・納豆など)
- ビタミン類(野菜・果物)
- ビタミンB群(豚肉・卵・大豆製品)
などを意識して取り入れるようにすると、お肌の再生にもプラスになります。
スープ・煮込み・やわらかく茹でた野菜など、「食べやすくて栄養のあるメニュー」を味方にしましょう。
3. 口呼吸に気づいたら、鼻呼吸を意識してみる
- 日中、口をぽかんと開けている時間が多い
- 口の中や唇がよく乾く
こんな方は、鼻呼吸を意識するだけでも、口周りの乾燥や荒れが軽くなることがあります。
マウスピース矯正・ワイヤー矯正ともに、口が閉じにくいと感じる場合は、
矯正医に相談してみるのも一つの手です。
4. マスクとスキンケアの見直し
- 長時間同じ不織布マスクを使い続けない
- お肌に合わない素材なら、内側にコットンマスクを重ねる
- 洗顔しすぎず、こすらず洗う
- 保湿をしっかり(特に口周り・あご)
歯の治療に集中すると、ついスキンケアが後回しになりがちですが、
**「刺激を減らして、バリア機能を守る」**ことが肌荒れ対策の基本です。
こんなときは歯科医・皮膚科に相談を
次のような場合は、「そのうち治るだろう」と放置せず、相談をおすすめします。
- 矯正を始めてから、明らかに肌荒れが悪化している
- 口元やあごのニキビが慢性的に治らない
- 痛み・睡眠不足・ストレスが強く、体調にも影響している
まずは、
- 矯正の調整間隔や装置の負担
- 生活リズム・食事・口呼吸の有無
などについて、矯正医に相談してみてください。
場合によっては、皮膚科との併用治療をおすすめすることもあります。
河合歯科矯正歯科で大切にしていること
河合歯科矯正歯科では、
- 歯並びやかみ合わせを整えることはもちろん、
- 「矯正期間をできるだけ快適に過ごしていただくこと」
もとても大切だと考えています。
「矯正で肌が荒れた気がする」「食生活や睡眠が乱れてきた」といったお悩みも、
遠慮なくお話しください。
- マウスピース矯正/ワイヤー矯正それぞれの生活上の注意点
- お口の状態と全身状態の関係
- 無理なく続けられるセルフケアの工夫
なども含めて、お一人おひとりに合ったアドバイスをお伝えします。
まとめ:矯正は「お肌の敵」ではなく、生活バランスを見直すきっかけにも

矯正そのものが直接肌を荒らすわけではありませんが、
- 痛み・ストレス・睡眠不足
- 食生活の偏り
- 口呼吸・マスク生活の影響
など、生活全体の変化を通じて肌に影響が出ることは確かにあります。
だからこそ、
- 無理をしすぎない治療ペース
- 自分に合った矯正方法の選択
- 生活習慣・スキンケアの見直し
を一緒に考えていくことが大切です。
「矯正したいけれど、肌荒れがこわい」
「矯正中の今の状態でいいのか不安」
そんな方は、ぜひ一度、河合歯科矯正歯科のカウンセリングでご相談ください。
歯並びだけでなく、矯正期間をできるだけ快適に過ごすための工夫も含めて、一緒に考えていきましょう。
このページの監修者
河合歯科 矯正歯科
当院はこれまで
1,665件の矯正治療を
手掛けてきました。
これまで積み重ねてきた
経験と知識を基に、
お1人お1人に合った
適切な治療をご提供いたします。
症例写真
カウンセリングとは別の日に検査をお受けいただく場合には、検査費用として別途3,150円を頂戴しております。
リスク:
マウスピース装着による不快感・痛み、歯根吸収等の副作用があります。矯正後に後戻りすることがあります。
近隣で歯列矯正をご検討の方は
ぜひご相談にいらしてください。
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