歯並び 抜かない 矯正
大人の矯正歯科2026/1/12
「矯正したいけれど、できれば歯は抜きたくない」「非抜歯矯正って実際どうなの?」カウンセリングでも、とてもよくいただくご相談です。本日は、抜かない矯正についてご説明します。
このページの監修者
河合歯科 矯正歯科
Contents
「抜かない矯正(非抜歯矯正)」とは?
矯正治療では、歯をきれいに並べるためにスペース(場所)をつくる必要があります。
その方法のひとつが「抜歯」で、もうひとつが「歯を抜かずにスペースをつくる工夫」です。
非抜歯矯正で行う主な方法
- 歯列を横に広げて、アーチ(歯の並ぶ弓)を拡大する
- 歯と歯の間をわずかに削る(IPR)ことで、わずかな隙間をつくる
- 奥歯を後ろに移動させて前歯のスペースを確保する
- 成長期なら、顎の成長を促してスペースをつくる(子どもの矯正)
こうした方法を組み合わせることで、歯を抜かずに並べられる症例も少なくありません。
抜かない矯正が向いているケース

実際に「非抜歯矯正」が検討しやすいのは、こんなタイプです。
① 歯のガタつきが比較的軽い場合
- 歯が少し重なっている程度
- 前歯のデコボコが軽度
- 顎と歯の大きさのバランスが「やや足りない」くらい
このようなケースでは、
- IPR(歯の間を0.2〜0.5mm程度ずつ削る処置)
- 歯列弓の拡大
などで十分なスペースが確保できる場合があります。
② すきっ歯傾向がある場合
もともと歯と歯の間にすき間がある方は、
抜かずにすき間を閉じていく矯正が基本となります。
③ 横顔のバランスが良く、口元をあまり下げる必要がない場合
出っ歯・口ゴボなどの症状が軽く、
- 口元を大きく引っ込める必要がない
- 現在の横顔(Eライン)が、すでに大きく崩れていない
といった場合は、非抜歯の方が「ちょうど良い仕上がり」になることもあります。
抜歯を検討した方がよいことが多いケース
反対に、「どうしても非抜歯」で進めようとすると、
かえって仕上がりが悪くなってしまうケースもあります。
① ガタガタが強く、明らかにスペース不足な場合
- 歯が大きく重なっている(重度の叢生)
- 顎が小さく、歯が明らかに並びきらない
このような場合、無理に非抜歯で並べようとすると、
- 歯が外側に大きく倒れ、口元がさらに前に出てしまう
- 歯ぐきの外側に押し出され、**歯肉退縮(歯ぐきが下がる)**のリスクが増える
- 長期的に後戻りしやすい(元に戻ろうとする)
といった問題が生じやすくなります。
② 口元が前に出ている(出っ歯・口ゴボが強い)場合
横顔で見たときに、
- 唇が大きく前に出ている
- 口が閉じにくい
- 「口ゴボ」が強いと感じる
このようなケースでは、
歯を後ろに下げるためのスペースが必要になることが多く、そのために抜歯を選択することがあります。
このようなタイプを無理に「非抜歯」で並べようとすると、
歯は並んでも横顔の印象がほとんど変わらない/むしろ前に出たように見える、という結果になりがちです。
「どうしても抜きたくない」だけで決めてしまうリスク

「抜歯は怖いから」「なんとなく嫌だから」という理由だけで、
非抜歯にこだわってしまうと、次のような問題につながることがあります。
- 仕上がりの見た目が中途半端になる
- 口元がもっさりしてしまう
- かみ合わせが安定せず、後戻りしやすい
- 歯ぐきや骨への負担が大きく、長期的なトラブルにつながる可能性
矯正は「歯を抜かないこと」そのものがゴールではなく、
「見た目」「噛みやすさ」「将来の安定性」をトータルで良くする治療です。
河合歯科矯正歯科の考え方
「できるだけ抜かない」でも「無理には抜かない」
河合歯科矯正歯科では、
- まず非抜歯で可能かどうかを丁寧に検討し、
- 抜歯した場合/しない場合の「違い」をできるだけわかりやすくお伝えしたうえで、
- 最終的な治療方針を一緒に決めていく
というスタンスを大切にしています。
精密検査で「あなたの場合」を具体的に診断します
- レントゲン(セファロ)
- お口の写真
- 歯型・スキャンデータ
などをもとに、
- 顎と歯の大きさのバランス
- 横顔や口元の調和
- 歯ぐきや骨の状態
を総合的に判断し、
**「非抜歯でいける範囲なのか」「抜歯した方が、仕上がり・安定性・見た目が良いのか」**を診断していきます。
まずは「抜く/抜かない」を一人で悩まず、ご相談ください

矯正について調べれば調べるほど、
- 抜歯はよくないのでは?
- 非抜歯矯正は本当に大丈夫?
- 自分のケースはどっちが合っているの?
と不安になってしまう方も多いと思います。
河合歯科矯正歯科では、
「抜かないでできる可能性」も含めて、一人ひとりに合った選択肢を一緒に考えることを大切にしています。
「できれば抜きたくないけど、自分の場合どうなんだろう?」
「口元も含めて、バランスよく治したい」
そんな方は、ぜひ一度カウンセリングにいらしてください。
現在の歯並び・横顔・噛み合わせを確認しながら、
非抜歯/抜歯それぞれのメリット・デメリットをわかりやすくご説明いたします。
このページの監修者
河合歯科 矯正歯科
当院はこれまで
1,665件の矯正治療を
手掛けてきました。
これまで積み重ねてきた
経験と知識を基に、
お1人お1人に合った
適切な治療をご提供いたします。
症例写真
カウンセリングとは別の日に検査をお受けいただく場合には、検査費用として別途3,150円を頂戴しております。
リスク:
マウスピース装着による不快感・痛み、歯根吸収等の副作用があります。矯正後に後戻りすることがあります。
近隣で歯列矯正をご検討の方は
ぜひご相談にいらしてください。
地域最安級19.8万円~