マウスピース矯正の精度を高める！最新スキャナーiTero（アイテロ）とは？

iTeroってなに？

iiTeroとは、カメラでお口の中をスキャンし、数十万点のデータを3D画像として再現する装置（光学印象スキャナー）です。数分で歯並びや噛み合わせを立体的に表示でき、従来の型取りとは比べものにならないほど高精度かつスピーディーに型取りができます。

先端の小型カメラで歯を撮影（レーザー光で位置を計測）し、そのデータを瞬時に解析して3D化します。精度はわずか数ミクロン、つまり1ミリの1000分の数単位。髪の毛よりも細かいレベルで歯の形を読み取ることができるのです。

型取りの常識を変えた「iTero」

これまでの型取りといえば、粘土のような材料を口いっぱいに入れて数分待つ、というのが一般的でした。しかし、嘔吐反射がある方や長時間の不快感が苦手な方にとっては、あの時間はなかなかの試練。
そんなストレスを解消してくれるのが、デジタルスキャンによるiTeroです。

小さなカメラを使って歯の表面をすばやく撮影するだけで、上下の歯並びを3Dデータとして再現できます。粘土も石膏も使わないため、変形の心配がなく、精密で安定したデータを取得できるのが特徴です。

どうしてiTeroはそんなに正確なの？

iTeroが「正確」と言われるのは、歯の形や位置をとらえる解像度が高く、撮ったデータが変形しにくいからです。小型カメラで細かい凹凸や歯の角度を多数の角度から撮影してコンピュータで合成するため、粘土で取った型のように時間や保管でズレる心配がありません。

治療の安心感もアップ

デジタル化の大きなメリットは、データの劣化がないことです。従来の石膏模型では、時間の経過とともに変形や破損のリスクがありましたが、iTeroではクラウド上に保存できるため、将来的な再確認や比較も簡単に行えます。

たとえば矯正中に「歯の動きが少し遅れている」と感じた場合でも、定期的にスキャンを行うことで、初回データとの違いをすぐに確認できます。治療の進行状況を“見える化”できるのも、iTeroならではの強みです。

矯正の第一歩は「正確なデータ」から

マウスピース矯正は、わずか0.1mm単位のズレが結果に影響すると言われています。
だからこそ、スタート時の「型取りの正確さ」がとても大切です。
iTeroによるスキャンは、その精度を支える“見えない基盤”のような存在です。

当院では、カウンセリングの際にiTeroによる検査を無料で行っております。
「自分の歯並びを3Dで見てみたい」「矯正後のイメージを確認してみたい」
そんな方は、ぜひ一度ご相談ください。

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