マウスピース矯正中、間食はどうする?
大人の矯正歯科2025/11/3
透明で目立ちにくく、取り外しが可能なマウスピース矯正(インビザライン矯正)は、見た目のストレスが少なく、生活スタイルに合わせやすい治療方法として人気です。 しかし一方で、「間食したくなったときは?」「食事のたびに外すのが面倒…」といった生活にまつわる疑問や困りごとも多く聞かれます。ここでは、間食の注意点・対策・おすすめの工夫について詳しく解説します。
このページの監修者
河合歯科 矯正歯科
Contents
マウスピース矯正と間食:基本のルール

食事や間食の際は必ずマウスピースを外す
マウスピースは水以外の飲食時には必ず外す必要があります。これは以下の理由からです。
- 変形や破損のリスク:噛む力によってマウスピースが割れたり、フィット感が損なわれたりしてしまいます。
- 着色・臭いの原因:お茶・コーヒー・ジュースなど色のついた飲み物で着色しやすくなります。
- 虫歯・歯周病のリスク:糖分がマウスピース内に残り、細菌が繁殖しやすい環境になります。
つまり、「水以外のものを口にするときは、必ず外す」ことが矯正治療を成功に導く大前提となります。
間食が多い方が直面しやすい問題

1. 装着時間の不足
マウスピース矯正では、1日20〜22時間以上の装着が推奨されています。間食のたびに外していると、トータルの装着時間が減少してしまい、予定どおりに歯が動かなくなるおそれがあります。
対策:
- 食事・間食の時間をまとめる
- スケジュール管理アプリやアラームで着脱時間を把握
- 1日の装着時間を手帳やスマホで記録する
2. 歯磨きの手間が増える
間食のたびにマウスピースを外し、歯磨き+マウスピースの洗浄をセットで行う必要があります。忙しいと「面倒だな」と感じ、ついマウスピースの再装着を後回しにしてしまう方も。
対策:
- 外出時でも歯磨きセットを常備
- 時間がないときはうがい+マウスピースの水洗いだけでも最低限行う
- シュガーレスのガムなどで唾液分泌を促し、口内を清潔に保つ習慣を
間食とうまく付き合うコツ
歯に優しいおやつを選ぶ
間食がどうしても必要な方は、歯に優しく、マウスピースに影響しにくいおやつを選びましょう。
おすすめの例:
- 無糖のナッツ類(アーモンド、クルミなど)
- チーズやゆで卵など、糖分・粘着性の少ないもの
- スープやブロス(栄養補助としても◎)
ダラダラ食べを避ける
間食のたびに装着・洗浄を繰り返していると、結果的に装着時間が大幅に減ってしまいます。「間食は15時に1回だけ」など、時間を決めて食べる習慣が大切です。
マウスピース矯正中でも快適に過ごすために

マウスピース矯正は見た目のストレスが少ない一方で、自分自身の「装着・管理の習慣」が治療効果を左右します。 間食とうまく付き合いながら、装着時間・清潔管理・食習慣を整えることが、矯正成功のカギになります。
ご不安があればお気軽にご相談ください
河合歯科矯正歯科では、生活スタイルや間食の頻度に合わせた個別アドバイスも可能です。また、マウスピース矯正からワイヤー矯正への変更もそこまで高くなくできます。「自分でも続けられるか不安」「おやつを我慢できるか心配」など、どんな些細なことでも構いません。まずは無料カウンセリングにてご相談くださいませ。
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河合歯科 矯正歯科
当院はこれまで
1,665件の矯正治療を
手掛けてきました。
これまで積み重ねてきた
経験と知識を基に、
お1人お1人に合った
適切な治療をご提供いたします。
症例写真
カウンセリングとは別の日に検査をお受けいただく場合には、検査費用として別途3,150円を頂戴しております。
リスク:
マウスピース装着による不快感・痛み、歯根吸収等の副作用があります。矯正後に後戻りすることがあります。
近隣で歯列矯正をご検討の方は
ぜひご相談にいらしてください。
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