矯正で表情筋が衰える?そんな不安を感じている方へ

大人の矯正歯科2025/7/14

歯列矯正を考えている方の中には、「矯正したら表情がぎこちなくなった気がする…」「口元の筋肉が動かしにくくなって、笑顔が引きつるように感じる」そんなお悩みを抱えている方もいらっしゃいます。今回は、矯正と表情筋の関係について、詳しく・わかりやすく解説いたします。

このページの監修者

私が監修しました
千葉ニュータウン中央駅前
河合歯科 矯正歯科
院長河合 友輔

表情筋とは?笑顔や口元の動きをつくる筋肉

「表情筋(ひょうじょうきん)」とは、顔全体にある細かい筋肉群で、眉を動かしたり、口角を上げたり、目を細めたりといった表情をつくる動きを支えています。なかでも矯正治療と関わりが深いのが、以下のような筋肉です。

  • 口輪筋(こうりんきん):唇を閉じる・すぼめる動き
  • 頬筋(きょうきん):笑顔をつくる、ほっぺを引き上げる
  • 上唇挙筋(じょうしんきょきん):上唇を引き上げる
  • オトガイ筋(おとがいきん):あごの先にある筋肉で、口元の印象に影響

表情筋は、日常の会話や咀嚼、笑顔などを通して、自然に動かされている筋肉です。

なぜ「表情筋が衰える」と感じるのか?

矯正中、特にマウスピース矯正やワイヤー矯正の初期には——

  • 装置の違和感で口を動かしにくい
  • 発音しにくく、人前で話すのが億劫になる
  • 表情をあまり動かさなくなる

という変化が起きる方も少なくありません。

その結果、筋肉を使う頻度が減り、一時的に「表情がかたくなった」「笑顔がぎこちない」と感じることがあります。これはいわば、筋トレを一時的にやめた時のような「使用頻度の低下」によるものです。表情筋そのものが矯正でダメージを受けたり、衰えたりするわけではありません。

矯正後、表情はむしろ“活き活き”する!

矯正治療が進み、歯並びや噛み合わせが整ってくると——

  • 口元の動きがなめらかになる
  • 口角が自然に上がるようになる
  • コンプレックスが減り、笑顔が増える

といったポジティブな変化が期待できます。表情筋は、「動かせば戻る」「意識すれば鍛えられる」という性質を持っています。たとえば、軽い顔ヨガや、口角を意識した発音練習などを日常に取り入れることで、柔らかな笑顔や豊かな表情を取り戻すことは十分可能なのです。

河合歯科矯正歯科では「顔全体のバランス」も大切にします

千葉ニュータウンの河合歯科矯正歯科では、単に歯を動かすだけでなく、患者さまの「お顔全体のバランス」や「笑顔の印象」にも配慮した矯正治療を行っています。「口元が動かしにくい気がする」「笑顔が不自然になった気がする」そんな不安も、遠慮なくご相談ください。豊富な症例経験と、患者さま目線のていねいなカウンセリングで、あなたらしい笑顔を引き出すお手伝いをいたします。

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私が監修しました
千葉ニュータウン中央駅前
河合歯科 矯正歯科
院長河合 友輔

当院はこれまで
1,665件の矯正治療を
手掛けてきました。

これまで積み重ねてきた
経験と知識を基に、
お1人お1人に合った
適切な治療をご提供いたします。

症例写真

費用補足:
カウンセリングとは別の日に検査をお受けいただく場合には、検査費用として別途3,150円を頂戴しております。
リスク:
マウスピース装着による不快感・痛み、歯根吸収等の副作用があります。矯正後に後戻りすることがあります。

近隣で歯列矯正をご検討の方は
ぜひご相談にいらしてください。

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