
矯正の抜歯って大丈夫?機能的な影響や痛みについて
大人の矯正歯科2025/7/7
大人になってから矯正治療を検討される方が増えています。その一方で、「歯を抜かないとダメですか?」「健康な歯を抜くのは抵抗がある…」と、不安を抱える方も多くいらっしゃいます。今回は、大人の矯正治療における「抜歯」の意味や目的、機能的な影響や痛みについてご説明いたします。
このページの監修者

河合歯科 矯正歯科
Contents
なぜ矯正で歯を抜くの?

矯正で歯を抜くのは、歯を並べるためのスペースを確保するためです。日本人は骨格的に顎が小さめな方が多く、スペース不足のまま矯正を行うと、歯がきれいに並びきらないことが多いたです。前歯が前方に突出したり、噛み合わせが不自然になったりしてしまいます。こうした問題を防ぐために、必要最小限の歯を抜くことで、きれいで機能的な歯並びを実現できるのです。
抜歯しないで矯正できるケースもあります
骨格にゆとりがある方や、もともと歯を失っている方、軽度の不正咬合であれば、抜歯をせずにIPR(歯と歯の間をわずかに削る処置)のみで矯正を進められるケースもあります。
抜歯による機能的な影響は?
基本的に矯正治療で抜く歯は、前から数えて4番目か5番目の歯(第一小臼歯または第二小臼歯)です。

食べ物を噛み切る前歯や他の歯への負担を分散する役割を持つ犬歯と比べると、抜歯しても機能的な影響は少ないです。歯の数が減るため、噛む力や発音、顎関節に影響が出る可能性もあります。しかし、その後の適切な矯正歯科治療によって歯列が整うことでお口全体の健康面も見た目も改善することができます。
むしろ歯並びが整うことで
以下のようなメリットが生まれます
- 食べ物をしっかり噛める
- 顎や筋肉への負担が減る
- 発音しやすくなる
- 歯磨きがしやすくなり、虫歯・歯周病のリスクが減る
抜歯=機能を損なう、ではなく、長期的にはむしろ改善につながります。
矯正治療の抜歯は痛い?
抜歯と聞くと「怖い」「痛そう」と不安に思う方が多いかと思います。ですが、実際の抜歯処置はしっかりと麻酔を効かせたうえでおこなうため、処置中の痛みはほとんどありません。麻酔が効いている間は「引っ張られている感じ」はあっても、痛みは感じにくくなっています。
また、処置後の痛みに備えて痛み止めを処方しますので、ご自宅でも安心して過ごしていただけます。数日間は違和感や軽い痛みが出ることもありますが、多くの方が数日~1週間ほどで落ち着いていきます。
当院では、患者さまのお気持ちに寄り添い、痛みに配慮したやさしい抜歯処置を行っておりますので、どうぞご安心ください。
抜歯をともなう矯正もおまかせください

抜歯矯正が必要かどうかは、歯の状態や顎のバランスによって異なります。「自分や子どもは抜歯が必要?」「抜かないと歯並びは治らないの?」など、不安があればぜひ一度ご相談ください。
当院では一人ひとりに合わせた最適な治療方針をご提案し、ご納得いただいてから治療をスタートいたします。無理な勧誘や押しつけはいたしませんので、どうぞ安心してお越しくださいませ。
千葉ニュータウン中央駅から徒歩2分の河合歯科矯正歯科では、これまで1,275件の矯正治療を手掛けてきました。積み重ねてきた経験と知識を基に、お1人お1人に合った適切な治療をご提供いたします。当院の矯正治療について詳細は以下のページをご覧くださいませ。
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当院はこれまで
1,665件の矯正治療を
手掛けてきました。
これまで積み重ねてきた
経験と知識を基に、
お1人お1人に合った
適切な治療をご提供いたします。
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カウンセリングとは別の日に検査をお受けいただく場合には、検査費用として別途3,150円を頂戴しております。
リスク:
マウスピース装着による不快感・痛み、歯根吸収等の副作用があります。矯正後に後戻りすることがあります。
近隣で歯列矯正をご検討の方は
ぜひご相談にいらしてください。
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