
ワイヤー矯正中の歯磨き方法
大人の矯正歯科2025/6/23
ワイヤー矯正は歯磨きが難しくなるという難点もあります。「磨いているつもりなのに虫歯になった」「歯ぐきが腫れてしまった」そんなトラブルを防ぐために、正しい歯磨き方法を確認しておきましょう。
このページの監修者

河合歯科 矯正歯科
Contents
ワイヤー矯正はなぜ磨きにくい?

ワイヤーやブラケットには、食べ物のカスやプラーク(歯垢)がとても溜まりやすいです。とくに歯と歯の間、ワイヤーと歯の間、ブラケットのまわりなど、歯ブラシが届きにくい箇所が多く磨き残しが出てしまいます。
その結果…
- 虫歯(特に装置のまわりにできやすい)
- 歯ぐきの腫れ・出血
- 歯の表面に白い濁り(ホワイトスポット)
- 口臭・口内炎
といった問題が起こりがちです。
基本の歯磨きステップ(1回に5〜10分を目安に)

①まずはうがいからスタート
お口の中の大きな食べかすをうがいで軽く流してから磨き始めます。
②全体をざっとブラッシング(普通の歯ブラシ)
歯と歯ぐきの境目を意識しながら、優しく小刻みに磨きます。ブラシは毛先が細く、小さめのヘッドがおすすめです。
③ワイヤーと歯の間を重点的に(タフトブラシ使用)
ワイヤーと歯の間、ブラケットのまわりなど、普通の歯ブラシでは届かない細かい部分は、ピンポイントで磨ける「タフトブラシ」を使いましょう。
④歯と歯の間もケア(歯間ブラシやフロス)
歯間ブラシ(S〜SSサイズ)を使ってワイヤーの下や歯のすき間の汚れを落とします。フロス(デンタルフロス)は使いにくい場合もありますが、ワイヤー下専用のスレッダー付きフロスなどを使えば効果的です。
おすすめのケアグッズ
- タフトブラシ(一本ブラシ)
- 歯間ブラシ(ワイヤー矯正対応サイズ)
- フロススレッダー(糸ようじのように通しやすい)
- マウスウォッシュ(殺菌・口臭予防に)
- 電動歯ブラシ(ヘッドが小さく矯正対応のもの)
歯磨きのタイミング
基本的には毎食後+就寝前の1日4回が理想です。
とくに寝る前のブラッシングは時間をかけて丁寧に行いましょう。
時間が取れないときは、まずうがいで汚れを流し、帰宅後にしっかり磨くと良いでしょう。
こんな症状があれば注意!

- 歯ぐきが腫れている/血が出る
- 口臭が気になる
- 磨いたつもりでもザラつきがある
このような症状がある場合は、磨き残しがある可能性があります。自己ケアで不安があるときは、早めに歯科医院で相談しましょう。
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ワイヤー矯正中の歯磨きは少し大変ですが、きれいな歯並びを手に入れたあとも健康な歯でいられるかどうかは、矯正中のケアにかかっています。毎日の丁寧なケアで、矯正後の“美しい笑顔”をより長く、快適に保ちましょう。不安なことがあれば、お気軽にご相談ください。
千葉ニュータウン中央駅から徒歩2分の河合歯科矯正歯科では、これまで1,275件の矯正治療を手掛けてきました。積み重ねてきた経験と知識を基に、お1人お1人に合った適切な治療をご提供いたします。当院の矯正治療について詳細は以下のページをご覧くださいませ。
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当院はこれまで
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マウスピース装着による不快感・痛み、歯根吸収等の副作用があります。矯正後に後戻りすることがあります。
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