金属アレルギーでも歯列矯正はできる?

大人の矯正歯科2025/6/16

「金属アレルギーがあるから矯正は無理かも…」と不安に思っていませんか? 金属が使われるイメージの強い矯正治療ですが、実は金属アレルギーがあっても矯正は可能です。 今回は、金属アレルギーと矯正治療の関係、注意点、そして安心して治療を受けるための選択肢について詳しく解説します。

このページの監修者

私が監修しました
千葉ニュータウン中央駅前
河合歯科 矯正歯科
院長河合 友輔

歯列矯正に使われる金属とは?

従来のワイヤー矯正では、以下のような金属が使われています。

ニッケル

ワイヤーやブラケットに使われることが多く、アレルギーを起こしやすい代表的な金属です。

クロムやコバルト

一部の装置や補助部品に使用されることがあります。

チタン

比較的アレルギーが起こりにくいとされる金属です。

金属アレルギーの症状が
出た場合の対処法は?

もし矯正治療中に金属アレルギーのような症状(口の中のかゆみ、炎症、ただれ など)が現れた場合は、まずすぐに担当の歯科医師に相談しましょう
症状の程度に応じて、以下のような対応がとられることがあります。

症状が軽度の場合

症状が比較的軽い場合は、かゆみや炎症を抑える塗り薬や飲み薬など、対症療法で様子を見ることもあります。また、装置の一部に使われている金属が原因と考えられる場合には、その素材を非金属のものに交換することも可能です。

症状が重度の場合

赤みや腫れがひどい、痛みが強いなど重度の症状がある場合は、矯正装置をいったん取り外し、アレルギーの原因となる金属を排除した装置に切り替える対応が必要になることもあります。場合によっては、一時的に矯正治療を中止することもあります。

金属アレルギーがある方の
矯正治療の選択肢

セラミックブラケット+非金属ワイヤー

セラミック製のブラケットやプラスチックコーティングされたワイヤーを使えば、金属の接触を最小限に抑えることが可能です。

チタン製のワイヤーとブラケット

チタンは金属の中でもアレルギー反応が起こりにくい素材です。チタン製のワイヤーやブラケットを使えば、安全性を高めた矯正が可能です。

マウスピース矯正

金属を一切使用しない矯正方法として注目されているのがマウスピース矯正です。透明なプラスチック素材で作られており、金属アレルギーの心配がありません。

安心して歯列矯正を始めるために

ワイヤー矯正をご検討中の方は、事前に皮膚科などで金属アレルギーの検査(パッチテスト)を受けておくと、より安心して治療を始められます。
また、最初から金属を使わない「マウスピース矯正」を選ぶという選択肢もあります。当院では、マウスピース矯正にも対応しております。
矯正に関する不安や疑問を気軽にご相談いただけるよう、無料のカウンセリングも実施中です。
「金属アレルギーが心配…」という方も、まずはお気軽にご相談ください。

このページの監修者

私が監修しました
千葉ニュータウン中央駅前
河合歯科 矯正歯科
院長河合 友輔

当院はこれまで
1,665件の矯正治療を
手掛けてきました。

これまで積み重ねてきた
経験と知識を基に、
お1人お1人に合った
適切な治療をご提供いたします。

症例写真

費用補足:
カウンセリングとは別の日に検査をお受けいただく場合には、検査費用として別途3,150円を頂戴しております。
リスク:
マウスピース装着による不快感・痛み、歯根吸収等の副作用があります。矯正後に後戻りすることがあります。

近隣で歯列矯正をご検討の方は
ぜひご相談にいらしてください。

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