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なぜ歯がすり減ったり
欠けたりするの?

正常な噛み合わせでは、噛む力が全体に均等に分散され、特定の歯にだけ強い力がかかることはありません。しかし、歯並びが悪いと、以下のような状態になりやすくなります。
- 前歯だけで強く噛んでしまう
- 奥歯がしっかり接触していない
- 一部の歯だけが早く当たる(早期接触)
その結果、ある一部の歯に過度な負担がかかり続け、歯がすり減ったり、ヒビが入ったり、欠けたりすることがあるのです。また、こうした力のアンバランスは詰め物・被せ物の脱落や破損にもつながります。
歯が割れると
最悪の場合は「抜歯」に

歯が割れたりヒビが入ってしまうと、そのヒビの深さや位置によっては、神経の治療(根管治療)が必要になることもあります。さらにヒビが歯の根(歯根)にまで達している場合は、歯を残すことが難しく、やむを得ず抜歯となるケースも少なくありません。
抜歯後には、インプラントやブリッジ、入れ歯などの補綴治療が必要になることもあり、治療期間や費用の負担も大きくなります。そのため、そもそも破折を起こさないよう、日頃から噛み合わせのバランスを整えておくことがとても重要です。
噛み合わせの改善で
歯にかかる負担を軽減
矯正治療によって噛み合わせを整えることで、以下のような効果が期待できます。
- 噛む力をバランスよく分散できる
- 歯ぎしり・食いしばりによる歯への負担が減る
- 特定の歯(例:前歯や奥歯)に過度な力がかからなくなる
- 歯の破折や脱落のリスクを減らせる
ナイトガードや補修だけでは
防げない歯の摩耗・破折のリスク
歯の摩耗や小さな欠けに対しては、ナイトガードで歯を保護したり、コンポジットレジン(CR)で補修したりといった処置が行われることがよくあります。しかし、これらはあくまで対症療法に過ぎません。根本原因である噛み合わせの乱れが改善されなければ、再発や悪化を繰り返してしまうことも少なくないのです。
根本的な解決には矯正治療

根本的な改善には、噛み合わせのバランスを整える“矯正治療”が有効です。噛む力が歯全体に均等にかかるようになることで、歯への過剰な負担が軽減され、破折や脱落のリスクも大きく抑えられます。
「ナイトガードを使っているけど改善しない」
「補修してもすぐに欠けてしまう」
そんなお悩みがある方は、噛み合わせの観点からの矯正相談を一度受けてみてはいかがでしょうか?
当院では、見た目だけでなく機能面の改善を目的とした矯正治療にも力を入れています。
気になる症状がある方は、ぜひお気軽にご相談ください。
このページの監修者

河合歯科 矯正歯科





当院はこれまで
1,665件の矯正治療を
手掛けてきました。
これまで積み重ねてきた
経験と知識を基に、
お1人お1人に合った
適切な治療をご提供いたします。
症例写真








カウンセリングとは別の日に検査をお受けいただく場合には、検査費用として別途3,150円を頂戴しております。
リスク:
マウスピース装着による不快感・痛み、歯根吸収等の副作用があります。矯正後に後戻りすることがあります。
近隣で歯列矯正をご検討の方は
ぜひご相談にいらしてください。
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