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〜見えないけれど、歯を動かすための小さなサポーター〜
「マウスピース矯正を始めたら、“アタッチメント”をつけるって言われたけど…」「見た目に影響はあるの? どんな役割なの?」そんな疑問を持たれる方も多いのではないでしょうか。今回は、マウスピース矯正に欠かせない“アタッチメント”の役割と特徴について、わかりやすくお伝えします。
アタッチメントってなに?
アタッチメントとは、歯の表面に取り付ける小さなプラスチック製の突起(レジン)のこと。矯正用マウスピースと連動して、歯を適切な方向に動かすための“取っかかりの役割を果たします。見た目は目立たない半透明で、歯と同じような色味に調整されるため、普段の生活で気づかれることはほとんどありません。
アタッチメントが必要な理由
マウスピースは歯全体を覆って圧力をかけて動かしますが、歯の動き方には個人差があり、複雑な動きが必要な場合には“補助”が必要になるのです。
▼ たとえば、こんな動きをサポートします:
- 前後・上下の移動(特定の方向に強い力が必要なとき)
- 歯の回転(特にねじれている歯)
- 引っ張る/押し込む動き(圧下・挺出)
- 奥歯の移動(移動量が大きい場合)

アタッチメントは“歯の動きを正確にするためのカギ”なのです。
見た目や生活への影響は?
見た目:
- 半透明で小さいため、正面から見てもほとんど目立ちません
- 唇や舌に触れる違和感は、数日で慣れる方がほとんどです
お手入れ・注意点:
- アタッチメント周囲は食べカスがたまりやすいので、丁寧な歯磨きを
- 着脱時にマウスピースが引っかかることがあるので、ゆっくり丁寧に
- 外れてしまった場合は早めに歯科医院へ。治療計画に影響することもあります
インビザラインのアタッチメントの種類
インビザラインでは以下のような種類のアタッチメントを症例に応じて使い分けます。
ルートコントロール用
最適アタッチメント
歯を根っこから動かす「トルク」の動きを行う際に役立つアタッチメントです。
ディープバイト用
最適アタッチメント
挺出(引っ張り出す)の動きに最適化されたアタッチメントです。ディープバイト(噛み合わせが深い)の治療に役立ちます。
オープンバイト用
最適アタッチメント
前歯の挺出(引っ張り出す)動きに最適化されたアタッチメントです。オープンバイト(奥歯を噛み合わせても前歯が嚙み合わない)の治療に役立ちます。
回転用最適アタッチメント
ねじれた歯の「回転」に最適化されたアタッチメントです。
アンカレッジ用
最適アタッチメント
抜歯などで空いた隙間を埋める際に使うアタッチメントです。アンカレッジとは固定源という意味があり、それぞれの歯を固定源とし合うことで「歯体移動」(歯を根っこごと移動させる)をおこないます。
よくあるご質問
Q. アタッチメントは全員につけるの?
→ 必ずではありません。動かす歯の位置や方向によって、必要な本数・位置・形状が異なります。
Q. つけたまま食事や歯磨きはできる?
→ アタッチメントはそのままで問題ありません。歯磨きはアタッチメント周囲を丁寧にブラッシングしてくださいね。
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このページの監修者

河合歯科 矯正歯科





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リスク:
マウスピース装着による不快感・痛み、歯根吸収等の副作用があります。矯正後に後戻りすることがあります。
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